先日、サッカー少年団の卒団式があり、子供と保護者のミニゲームに参加した。
お母さんに混じって、お父さんは自分一人。
なり手のないGKを買って出た。
初めて付けるキーパーグローブ。
膝当てまで貸してもらったら、気分はもう楢崎か川口か
親父の威厳に賭けて、一本たりともゴールを割らせない覚悟で試合に挑んだ。
大体、子供相手だからといい加減なプレーをしたら、ゲーム自体が詰まらないし、日頃「相手をリスペクトしろ」と言ってる手前、手抜きはスポーツマンシップに悖る。
とは言え、保護者チーム。
毎週顔は合わせているものの、ボールを蹴ってる姿は見たことないお母さん達。
実力は未知数どころか、ホイッスルが鳴るまで走りきれるかどうかも怪しい。
試合が始まって見れば、案の定、子供達に翻弄されて守備はズタズタ、攻撃はボロボロ
自分も一対一の決定機を4度作られ、4度とも決められてしまった。
その後、最後の試合にはコーチチームの一員として出して貰った。
こちらは流石にサッカーを知っている人ばかり。
ボールが繋がるし、相手のレベルに合わせたパスが来る。
ゴール前、絶好のクロス。
生涯初ヘディングゴールか?
と思われたが、ボールは頭の天辺近くに当たって、クロスバーを越えた。
すかさず「ヘディングはおでこ」とヤジが飛んでくるが、この一年で更に後退した生え際を計算してなかった。
毛のない所はおでこと思っていた自分のミスである。
その後、もう一度決定機を作ってもらい、今度は狙い通りのシュートが決まって、ハゲかけた親父の威厳はどうにか保たれた。
あるサッカー選手が「ピッチ内の全てを一瞬に把握して、的確な手法を取れるなら、もっとサッカーは楽しいのでは」と呟いていた。
コーチチームに入るとまさにその通りで、フリーの自分の所にドンピシャのパスが来るし、こちらの意図を読みとって動いてくれるから非常に楽しい。
その選手が言っている事はもっと高度ではあるが、「自身や自チームが高度に洗練されれば楽しんで勝てるサッカーが出来る」という点で、そう的外れではないはずだ。
だけど、じゃあ「素人のお母さん達とやったゲームが詰まらなかったのか?」と言えばそうではない。
あっ、こんな書き方をすれば、「人妻に囲まれて鼻の下が伸びたんだろう」と言われかねないので書き直そう。
素人チームで子供達にズタズタにされても、やはりサッカーは面白い。
GKの経験が無かったから、これも誤解される書き方だな💦
サッカー自体チャンとやった事が無いから、キーパーならなおのこと全てが新鮮に見える。
一対一になって、バシバシゴールを決められちゃった訳だが
シュートモーションに入る前、相手の目はどこを見ていたか?
インパクトの前、軸足はどこを向いていたか?
ゲームが終わった後、全く見ていなかった事に気がつく。
気が付いたことを仮説として、練習で検証を繰り返し、それがセービングと言う結果となって実証されればこれほど愉快なことは無い。
ちゃんとしたGKコーチなら「軸足見るのは常識だよ」とか「ぜんぜん違う」とかすぐ教えてくれるかも知れない。
そうやって教えて貰えるのは幸せかも知れないが、単純なこと、初歩的なことでも、自分で発見する喜びは他のモノに代えられない。
「素人ばかりだから勝てない」と匙を投げる前に、自陣からの組立を諦めて、相手ゴール前に長いボールを蹴れば、子供と大人の体格差を利用して競り勝てるんじゃないか?とか、自分たちの長所を生かした作戦を立ててそれが上手く行った時のうれしさ。
他の色々な競技より、サッカーには自由度(工夫のし易さ)があり、それが世界中の多くの人を魅了して止まないのだと思う。
素人同士でも、上手い人とやっても楽しいサッカー。
とは言え、楽しむためには一つだけ条件があった。
自分のハゲを自虐ネタにして笑いを取っても、プレーはハゲしく行く。
遊びだからこそ、真剣に遊ばないとね。
金曜日, 3月 27, 2015
日曜日, 3月 22, 2015
GIFT
Mr.ChildrenのGiftって曲が好きだ。
カラオケで熱唱したい・・が、練習しても歌えないなアレは
もともとオリンピックかなんだかのキャンペーンソング。
アスリートに捧げる歌として良く出来てる。
6月にワールドカップを迎えるなでしこJapan。
その前哨戦になるアルガルベ杯のトレーニングパートナーとして薊選手が選ばれ、ウチ等ファンサポは、「すわ、代表入りか?」と沸き立った。
あの散々な結果を見れば、行かなくて良かったと思えるが、周りの期待を背負い責任感が強い薊。
きっと悄げているに違いないと思って、ちふれグランドにGIFTを届けに行った。
雨に濡れ、ぐちゃぐちゃになったGIFT、気に入ってくれるかな?と思って渡したら、案の定「なにこれ~」と来た。
その反応がいつも通りで安心した。
白か黒
他人は結果だけを見て判断する。
代表入りと言う、サッカー選手にとっての地平線。
そこに踏み入れる1歩手前まで行きながら、まだ何が足りなかったのか?
新しい地平線を目指す者に、二元論はあまりも味気ない。
苺好きな薊には、きっとこれ
そう思って持って行ったのだが・・・
「なにこれ~」ですかorz
まあ、なんにしろ活躍した選手に何かプレゼントするのは、それが少しでも励みに成ればと思ってのこと。
薊のように 目立つ選手の陰に隠れてしまう選手にも、光を感じれられるよう試合は注意深く見たいが、、、
クラブの姿勢に無常を思い知らされる。
愚痴はさておき、去年は0封した試合のDF陣に「寒風賞」という、聞いただけで寒気がくるオヤジギャグを利かせたプレゼントを贈った。
前のブログでちょっと触れたが、エルフェンが狭山から埼玉になり、ギャグばかりか狭山を前に出すのが難しくなってきた。
駄洒落も尽き掛けてるから、何か別の物を探さなきゃ
ちなみに「かにや」さんの生チョコレートは季節商品。
薊にあげた物を食べて見たいと思ったそこの貴方、、、
もう今期は終了らしいので悪しからず。
カラオケで熱唱したい・・が、練習しても歌えないなアレは
もともとオリンピックかなんだかのキャンペーンソング。
アスリートに捧げる歌として良く出来てる。
6月にワールドカップを迎えるなでしこJapan。
その前哨戦になるアルガルベ杯のトレーニングパートナーとして薊選手が選ばれ、ウチ等ファンサポは、「すわ、代表入りか?」と沸き立った。
あの散々な結果を見れば、行かなくて良かったと思えるが、周りの期待を背負い責任感が強い薊。
きっと悄げているに違いないと思って、ちふれグランドにGIFTを届けに行った。
雨に濡れ、ぐちゃぐちゃになったGIFT、気に入ってくれるかな?と思って渡したら、案の定「なにこれ~」と来た。
その反応がいつも通りで安心した。
白か黒
他人は結果だけを見て判断する。
代表入りと言う、サッカー選手にとっての地平線。
そこに踏み入れる1歩手前まで行きながら、まだ何が足りなかったのか?
新しい地平線を目指す者に、二元論はあまりも味気ない。
白と
黒の間に
無限の色が
広がってる。
苺好きな薊には、きっとこれ
そう思って持って行ったのだが・・・
「なにこれ~」ですかorz
狭山にはLOTTEの工場があるのでWhite&BlackチョコレートはLOTTE。
間に広がる生チョコレートは”かにや”さんの季節商品です。
まあ、なんにしろ活躍した選手に何かプレゼントするのは、それが少しでも励みに成ればと思ってのこと。
薊のように 目立つ選手の陰に隠れてしまう選手にも、光を感じれられるよう試合は注意深く見たいが、、、
クラブの姿勢に無常を思い知らされる。
愚痴はさておき、去年は0封した試合のDF陣に「寒風賞」という、聞いただけで寒気がくるオヤジギャグを利かせたプレゼントを贈った。
前のブログでちょっと触れたが、エルフェンが狭山から埼玉になり、ギャグばかりか狭山を前に出すのが難しくなってきた。
駄洒落も尽き掛けてるから、何か別の物を探さなきゃ
ちなみに「かにや」さんの生チョコレートは季節商品。
薊にあげた物を食べて見たいと思ったそこの貴方、、、
もう今期は終了らしいので悪しからず。
土曜日, 3月 21, 2015
うちゅうで夢中になれるもの
ACLが見れないものだから、ナビスコ杯予選リーグ、鳥栖対松本戦を見てた。
消滅の危機を幾度と無くくぐり抜け、J1に定着しかけている鳥栖と、下位リーグからの昇格を果たした松本。
同時刻の他の試合より興味深かい。
ACLで日本のトップチームが結果を出せないのは
「Jリーグが温いせいだ」との声は高い。
確かに鳥栖・松本戦も、互いにチャンスを決めきれない展開にしびれが切れ、他の試合をザッピングしながらのテレビ観戦。
雨に震えることなく、行き帰りの足の心配もないテレビ観戦の大きなアドバンテージだ。
それでもなお、人は何故スタジアムに足を運ぶんだろう。
鳥栖も松本もサッカー専用スタジアムを本拠地に持つ。
専スタの良さは語り尽くせないが、観客とピッチが近くプレーの迫力がモロに伝わる良さがある。
プレイヤーのパフォーマンスが強く観客に伝わるということは、観客の歓声やブーイングがプレイヤーに直接届くということ。
雨中をものともせず応援に熱中する人々は、単なる観客ではなく自分の声援がプレーに影響することを知ってしまった人達と言える。
海外、、いや、広い宇宙のどこかにあるかも知れない質の高いサッカーより、自分の歓声が直接届くからこそ雨中でも夢中になれる。
上手く題名にオチを付けたところで本題に移ろう
消滅の危機を幾度と無くくぐり抜け、J1に定着しかけている鳥栖と、下位リーグからの昇格を果たした松本。
同時刻の他の試合より興味深かい。
ACLで日本のトップチームが結果を出せないのは
「Jリーグが温いせいだ」との声は高い。
確かに鳥栖・松本戦も、互いにチャンスを決めきれない展開にしびれが切れ、他の試合をザッピングしながらのテレビ観戦。
雨に震えることなく、行き帰りの足の心配もないテレビ観戦の大きなアドバンテージだ。
それでもなお、人は何故スタジアムに足を運ぶんだろう。
鳥栖も松本もサッカー専用スタジアムを本拠地に持つ。
専スタの良さは語り尽くせないが、観客とピッチが近くプレーの迫力がモロに伝わる良さがある。
プレイヤーのパフォーマンスが強く観客に伝わるということは、観客の歓声やブーイングがプレイヤーに直接届くということ。
雨中をものともせず応援に熱中する人々は、単なる観客ではなく自分の声援がプレーに影響することを知ってしまった人達と言える。
海外、、いや、広い宇宙のどこかにあるかも知れない質の高いサッカーより、自分の歓声が直接届くからこそ雨中でも夢中になれる。
上手く題名にオチを付けたところで本題に移ろう
水曜日, 3月 18, 2015
大切にしたい おかしな心
選手激励会も終え、開幕までのカウントダウンを待つばかり・・・
昨年から大幅にメンバーが入れ替わり、全く新しいチームとなった我がエルフェン。
ここに来て、スペインから桜林選手が新加入となり、どんなプレーを見せてくれるか楽しみが増えた。
「キャプテンが優勝を目指すと言ってますが、吉田監督はどこを目標にしてますか?」との問いに「勿論優勝です」と答えた新監督。
「結果は選手の頑張り次第」と言い放った前監督より期待が持てる。
勿論現実を見れば、それがどんなに突拍子もないことか、分かり切った話ではある。
徒に悲観的にならず、逆に面白いと感じられれば、彼女ら選手と共に泣いたり笑ったりのシーズンが過ごせる。
古典に出てくる「いとおかし」
世知辛い世の中で忘れかけているけれど、もともと日本人はどんな状況でも、その中に興味の対象を見つけてきた。
逆境すらも”おかし”と思える気持ちは現代にも受け継がれているはず。
とは言え、ASエルフェン狭山からASエルフェン埼玉に変わってから2シーズン目。
壮行会を開いてくれた後援会も正式名称が「ASエルフェン埼玉 狭山後援会」に変わり、狭山の地域色が一段と薄まりつつある。
地域密着から、埼玉という県レベルに広げようとするクラブの運営陣に対し、専用スタジアムを持たないエルフェンだからこそ地域密着が必要と考える自分とでは、なかなか「おかし」と割り切れない想いが残る。
今まで選手に対する差し入れは、狭山にちなんだ物にして来た。
よく使うのが「ケンキ」
負けん気につながるから、今年も新加入選手に差し入れた。
在来の選手にはリーグを掻き回す棒をイメージして、「あばれんぼう」
選手からは「おかしな奴」と思われても、ちょっとした言葉遊びを入れて、狭山を印象付ける工夫をしてきた訳だ。
まあ、トップがコロコロ交代するおかしなクラブだが、我々サポーターはブレることなく応援するしかない。
かにやさんの
かにやさんのHPに飛びます
「大切にしたいお菓子の心」をパクって、
しょうこパパは「大切にしたい おかしな心」を持ち続けよう。
再来週には始まる新シーズン。
上手く行かない事の方が多いだろうが、改善点を見つけ克服していく過程を”いとおかしく”楽しむ。
そんな気持ちを、エルフェン全員が持ち続ける。
決して甘くないが、おかしな話でもない。
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