エルフェン狭山は毎週土曜日、親子サッカー教室を開いてる。
幼児や障害者まで幅広くスポーツに親しむためのNPO法人であり、エルフェンの重要な柱の一つだ。
経験が無い者が何かを始めようとした時、意外に敷居が高く、それが参加のネックになっている場合が多い。
自分を例に取るのは少し気が引けるが、仮定の話じゃない方が書きやすいので続ける。
子供の頃、スポーツと言えば野球で、サッカーという選択肢は無かった。
ようやくサッカーが普及し始めた頃には、余暇に費やす暇はもう無かった。
やりたいと思ってもデビューしそこね、良い歳をしたおっさんが、リフティングなんか当然のようにやってる中に、「混ぜて」とは言いにくいのだ。
”初心者歓迎”と言いつつ、レベルが高いクラブや団体、皆さんも経験ないですか?
その点、エルフェンは障害者や幼児をターゲットにしている分、”大きいお友達”にも優しく、参加しやすかった。
現役選手が教えてくれるのが励みになり、ノロノロとした歩みながらリフティングも上達した。
出来ることが増えていくと次第に楽しくなってくる。
人は最初から美しい花を思い浮かべるが、そこに辿り付くには日々の地道な鍛錬と飽きずにやり遂げる意志が必要だ。
いや、
それ以前に、どんな花を咲かせるか思い悩み、なかなか出ない結果に嫌気が差して挫折してしまう事が多いのではないだろうか。
もういい加減な歳なので、これ以上頑張ったところで大輪の花を咲かすことは出来ない。
でも今までやって身につけた事は、自分にとって道ばたに咲く小さな花のようで、人から見たらちっぽけでも、立派に咲いている。
一度咲いた花なら、咲き続けて欲しいと願うのは人の常。
春は別れの季節でもある。
送別会などで綺麗な花束を貰ったりする事も多い。
大抵は数日飾ったらゴミ箱行きなんだろうが、生花をその時の状態のまま保存できるらしい。
プリザーブドフラワー。
狭山中央通り商店街にある喫茶店 カフェ・ド・ちゃみぃ で 24日まで展覧と販売が行われている。
オセロの松島さんクリソツ、中野さんの個展だ。
そのまま捨ててしまうには惜しい思い入れのある花束。
相談すれば、そのままの形で枯れない花に加工して貰えるかも知れない。
しょうこパパは中野さんと知り合いだからやって貰えるだろうが、何しろ花束を貰える予定がない。
ユカベや、あゆみちゃん、シン、田子ちゃん。
お別れの花束を加工して渡したかったな~
君たちが狭山に残した思い出が枯れないように。
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