水曜日, 5月 20, 2015

不快指数よりワクワク指数

五月は生まれ月と言うこともあるが、一年の内でもっとも好きな月だ。
爽やかな風に吹かれ、美しい新緑を楽しみながらドライブするのは本当に心地よい。
ドライブだけでなく、野外での活動に持ってこい。

好天に恵まれた5月17日、女子ワールドカップ開催による中断前の試合が、アルビレックス新潟レディースをホーム川越陸上競技場に迎えて行われた。

どうしても勝って勝ち点を積み上げたかったエルフェンだったが、終了間際に逆転を許し、昨シーズンと同様9位で折り返す事になってしまった。

得点力不足に悩むエルフェン。
こんな時、鈴木薫子が居てくれたら、、、
まさしく五月の薫風に乗るように易々とゴールを決めてくれたに違いない。



しかし、奴はもう伊賀の女忍者。
すっかり くの一が似合ってしまっている。


 得点力不足はFWのせいばかりではない。
相手の攻撃の芽を摘み、高い位置でのボール奪取から攻撃に繋げるセンス。
中盤の責任は重大だ。
エルフェンの中盤を支配していた香菜子はINACなってしまった



 去っていった者を想い続けても、何かが変わる訳ではない。

昨シーズンと同じ9位と言う順位は、近づく梅雨の季節と同じく不快にさせるが、昨シーズンほどの辛さは感じない。
不快指数70%皆が「不快」と言う中で、「快適」と答えるほどへそ曲がりでもない。

先シーズン、吉備国大には勝ったものの、他のチームにはまるで歯が立たず、サポの気持ちばかり空回りしていた事を思い返すと、今年の応援が楽しいのは何故か?
前年と今年の得失点差が纏められた一覧表を見ていて閃いた。

@Ndsk_Footさんのツイート(https://twitter.com/Ndsk_Foot/status/599923316606959616?s=09)をチェック

我がエルフェンを例に取ると、得点は-4、と前年より減っているが、失点差は-13と大幅に減らしている。
得点差-失点差はエルフェンの場合 -4-(-13)=9となる。
これを各クラブ全て計算して出した値をワクワク指数と仮に名付け、これで順位をソートしてみる。


ワクワク指数は、前年より得点を増やし失点を減らせば大きくなる。
+に大きく振れるほど、チームが成長している証と言えるのだ。

「順位は高いのになんだかモヤモヤする」、逆に「低いのに楽しい」・・・この表を見て思わず納得するサポーターは多いのではないだろうか?

エルフェンの順位が低くても、今シーズン毎試合が待ち遠しかったのは、去年より確かに成長しているから。
それをワクワク指数が裏打ちしている。

ワールドカップが終わった後、女子サッカーを見にスタジアムに足を運ぼうと思う人もいるはず。
有名選手、強いチームを見に行くのは悪くないが、弱くても勢いのあるチームはよりワクワクさせてくれますよ

梅雨が明けきる前に始まるレギュラーシリーズ後半戦。
不快指数を気にするより、ワクワク指数に注目して観戦試合を決めてみては如何だろうか。


そうは言っても、記録は過ぎた昔を残すデータでしかない。
中断期間中、各チームは戦力を整え、一度対戦した相手の応じた対策を立ててくる。
相手のある競争は常に厳しい。
善戦したと言っても不本意な成績であるのは間違いなく、より一層の努力が求められるのは当然だ。

シーズン前、多量の退団者が出てどうなることかと思ったが、想像以上に皆、なでしこリーグに通用することが分かった。

それを自信にして、よその主力が代表戦で不在の間、ウチらはみっちり個人の能力と連携を高かめて対抗しよう。
どうせチャレンジャーなんだから、臆することはない。

のびのびやってやろうぜ!!


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