日曜日, 6月 02, 2013

情け容赦ない情け

2009シーズン以来、4年ぶりに狭山市内で行われたエルフェン狭山の試合。

660名の来場者は過去最多。

多分、ダブルスコア以上だろう。

まあ、女子。

それもチャレンジリーグの試合など、余程の好き者じゃなきゃ見向きもしない

そんな中、観客動員記録を塗り替えたことを素直に喜べない点がある。


前のエントリーで書いたが、関係者に大きなインパクトを与えるのには倍では少ない。

せめて、1000人集まれば状況が変わる。


不便なアクセス、少ない駐車場やトイレ。

立ち見を強いられる観客席・・・(元々席なんてない)


不自由さを1mmも許容出来ない現代日本人。

特に「レベルが低いだの高いだ」の、サッカーをラベルで見る連中が、

運営の不備に不満を募らせてトラブルを起こす。

そうした事態が(起きて欲しくはないが)、物事を動かすきっかけとなる。


嬉しそうにキックオフイベントに参加した市長が、秋草学園に車を止めて会場まで歩いたのか?

地べたにシートを敷き、落ちてくる毛虫を払いながらゲームを見ただろうか?

行列するトイレに、行儀良く並んだろうか?



何一つ経験せず、「賑やかでイイね」くらいの言葉を残して会場を去るようでは、駄目なのだ。


今まで、エルフェンが主戦場にしてきたNACK5スタジアムや熊谷。

そこまで応援に来てくれていた人達が辺鄙な上赤坂まで来てくれた訳で、そうしたお客さんに対し、十分なおもてなしが出来なかった事を狭山市民として残念に思う。


狭山と言えば「狭山事件」くらいしか無い街で、そうそうお勧め出来るものはないが、「狭山遠征記念として何か」と問われたら、自信を持って勧められるものがある。

「かにや」のお菓子だ。

これは結構レベルが高いと思ってる。

狭山台店は上赤坂公園から近いので、車の方は利用しやすいし、電車利用の方は狭山市駅東口店が便利。

ここの銘菓がケンキ


試合の方はロスタイムに2点を追加する情け容赦ない勝ち方をしたが、去年我がエルフェンが散々経験してきた事。

その悔しい思いが、1部復帰への強い原動力になっている。

大人げないと思われようが、最後まで全力で戦う事が相手への敬意だと思う。

狭山から勝ち点を手土産に持ち帰らすわけにはいかないが、まっケンキは無くす事なく持ち帰って貰いたい。


コレで清水第八との対戦は終了したが、今度再び相まみえる時には、IAI日本平で試合させて頂いたお返しに、もっと良いスタジアムで試合できるようにサポも力を尽くしていきたい。



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