金曜日, 6月 20, 2014

胸熱


もう三〇年ぐらい前になるんで詳しいことは覚えてないが、我が代表チームが海外有名チームと親善試合をした時のワンシーンを今でも鮮明に思い出す。

ゴール前で外国のスター選手を日本人プレーヤーが倒した。

特に悪質なプレーではなかったと思う。

倒れた選手に手を差しかけた時、いきなりグーパンチが手を差し伸べた選手の顔面に叩き込まれた。

今なら一発レッド+相当の制裁が科せられる行為だが、レフリーは見て見ぬ振り。

「海外ビッグクラブのスター選手様にご無礼を」
まるで代表選手が悪いかのような扱いだったし、ニュースにすらならなかった。

それほど日本のサッカーが低く見られていた時代が本当にあったのだ。

いや、そんな昔話をするまでもなく、先のアフリカ大会だって相手国が「日本戦は楽勝」と舐めて掛かっていたのを記憶してる人も居るはずだ。

我が日本のサッカーは先進国から見ると、取るに足らない存在だったのだ。

そんな弱小国の審判団が、名誉あるオープニングゲームを任される。

なでしこジャパンがW杯を制し世界一になったのと同じくらいの快挙と言えるのではないだろうか。

もうそれだけで胸が熱くなる。

サッカーの社会から一定の評価を勝ち得た審判団となでしこジャパン。



翻って、男子A代表はどうだろうか。

なでしこや審判団ほどに日本ブランドは浸透しているのだろうか?

世間一般の論調を見ると我が国はサッカーは超一流国で、
以前あれほど苦手にしていたアフリカ勢を一蹴し、厳しいヨーロッパ予選を勝ち抜いた強豪を苦ともせず、南米の強国もなんのその、グループステージ勝ち抜けを当然と考える人が多いことに気付かされる。

なにより、本田、長谷部、吉田、病み上がりの選手達のリハビリにW杯本戦を使える贅沢さ・・・

もうまもなくキックオフ。

どんな結果になろうとも、胸が熱くなる戦いが待っている。

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