日曜日, 5月 12, 2013

狭山の守護神

狭山のと言うより、日本女子サッカー界のと言った方がふさわしい




山郷のぞみ選手。


そんなビッグ・ネームが狭山に移籍するとは思って居なかった。

どうやらチームは澤穂希選手の獲得も本気で考えていたようだが、選手寿命の短いフィールドプレーヤーより、息の長いGKの方が計算も立つ。

もっとも来シーズン再昇格を果たして、何度も苦汁を飲まされた相手、山郷のゴールを割る事を夢見てた身としてはちょっと複雑でもある。

まあそれにしても味方に付けてこれほど力強い選手はいない。


素顔の山郷はかなりチャーミング。

エルフェンのサッカー教室でも率先して幼児の相手になり、子供達から慕われるキャラだ。

実は幼児に慕われるか嫌われるかは、結構その人の人柄がもろに出る。

敵か味方か本能的に見極める幼児の目をごまかすのは難しい。


もし彼女と付き合ったなら、フィールド上でゴールを死守する姿と、実際のギャップに驚く事になるだろう。

敵の選手として見ていた時、一つのイメージが出来ていた。

浦和レッズレディースのマッチデープログラムより


髪を結い上げた姿からどうしても連想してしまう仏様がいる。

東大寺で大仏を守護する四天王像の一つ広目天である。

「女性を弥勒菩薩等の柔和な仏像じゃ無く、憤怒の形相をとる仏像に例えるなんて・・」

「失礼じゃ無いか、ぶつぞう!」って脅かされても、そう見えてしまうのだから仕方がない。




手に書物と筆をもつ姿から、力では無く知恵を象徴している点も、インテリジェンスの高そうな山郷さんにぴったりだ。


山 Go!http://youtu.be/W8abZ52yxN8


選手別のチャントを作りながら、なんとかこのイメージを盛り込みたいと考えていたが、ぶっつけ仕事になってしまった。

理不尽な誤判定で受けたレッドカード。

一番気落ちしているであろう、彼女にエールの意味で急いで作った。

「なんで広目天?」と思ったそこの貴方。

分かって頂けただろうか。






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