水曜日, 2月 27, 2013

澤翔平

エルフェンのトレーニングマッチ。
結果に一喜一憂するのはナンセンス。
エルフェンもジェフも、実験的な布陣を敷いているからだ。
それでも、去年とは違った手応えを感じる。

山郷、荒川、伊藤の加入は勿論だが、サッカーの質が明らかに向上しているようだ。

プレースキッカーを渡辺に固定したものの、直接ゴールを狙うキック以外は期待出来なかった去年。
CKは柔らかい球を蹴れる高橋に任せ、渡辺に点を取らせれば、彼女も波に乗れただろうに。

それに比べ今年は、ターゲットに正確に蹴れる伊藤とターゲットになれる荒川が居る。
そのため、マークが甘くなる柴田や小林達にも数多くチャンスが巡ってくる。

それにしても良い選手が来てくれた。
特に山郷。

いくらGKの寿命が長くても、もう代表選出は厳しい。
またそうでなければ日本の女子サッカーの未来は危うい。

代表選出に恋々とするより、選手生活の残りは狭山で過ごすと決め、後進の指導にも力を注いで欲しい。



努力して身につけた技術を誰かに継承すれば、選手寿命が尽きても長く生き続ける事が出来る。

「山郷が来て狭山が変わった」と人々の心に刻み込む事と、代表でメダルを掲げる事は突き詰めると同じ事だと思う。

と考えると、ガセネタだと思っていた「澤、狭山へ」と言う記事には一定の信憑性があったのかもしれない。

CL落ちで流れた移籍話しが幾つかあったと聞いた。
もし残留して澤の狭山入りがあったとしたら、、

確かに素人ウケはするだろうが、良くも悪くも澤中心のチームとなり、結局それはエルフェンのためには成らないと思う。

その点、ゴールキーパーの山郷姉さん。
女性に年の話をするのは憚れるが、チーム最年長で実績のある選手が後ろから締めるのは理にかなっている。

チャレンジリーグに降格してしまったことは残念でならないけれど、それが逆に良い方向に作用しているように思えてならない。

チームが成長していく過程を実感できるのはサポ冥利に尽きる。
どうやらそうしたチャンスに恵まれそうな予感がビンビンしてる。

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